オークション代行サービスならジャンク品でも売れるの？

昨今、オークション代行サービスを利用する人が増えています。新品や未使用品などの出品だけでなくジャンク品の取り扱いも行っています。結論からいいますと、ジャンク品でも落札されるのです。どのようなジャンク品なら売れるのか、ジャンク品が取り扱い不可な商品までご紹介します。出品したいジャンク品を選ぶ参考にしてみてください。

〇〇円以上で売れるならジャンク品でもOKの業者も！

ジャンク品でもオークションに出品できることをご存知でしょうか。条件を設ける業者もありますが、オークションに出せてお金となり戻ってきます。

オークション代行サービスとは

そもそもオークション代行サービスは面倒な出品手続きや商品撮影、落札者とのやり取りを代行することです。出品する商品を業者へ送って入金(落札)を待つだけなので、忙しい人やオークションのやり方がわからない、やり取りが不安な人におすすめです。発送に必要な段ボールなどをセットにして無料で送付する業者もあります。代行サービス業者によってサービスの内容は違うので、自分に適した業者を探すとよいでしょう。

ジャンク品の出品もできる

ジャンク品でも出品できるオークション代行サービスもあります。ジャンク品は壊れて使えない、製品としての利用価値がない品を指します。一見、売れなさそうですが、オークションでは商品の部品取り目的や収集が好きな人が購入するのです。

ただ、すべてのジャンク品を出品できるとは限りません。500円以上、2,000円以上から落札が見込める品物ならOKとしている業者もあります。ヴィンテージ物やアンティーク品は傷や汚れが目立っていても出品できるかもしれません。ヴィンテージ物やアンティーク品はファンも多く価値が高いため、想像以上の価格で落札されるケースが多いです。

ジャンク品が取り扱い不可の場合もあるので要注意

ジャンク品ならなんでも取り扱っているわけではなく、中には取り扱い不可な商品もあります。多いのが衣類や服飾雑貨です。有名なブランドはもちろんですが、ノーブランドの衣類なども出品できます。しかし、業者が指定する最低出品金額に満たない場合は出品できません。

使用感のあるものや汚れが目立つ商品は、取り扱い不可とするオークション代行サービスが多いです。新品の未使用であっても最低出品金額にならないと判断されれば、出品は出きません。

また品質表示のない商品の出品もできないとする代行サービスもあるため、利用を希望する代行サービスでのジャンク品についての備考欄は必ずチェックをしましょう。

代行サービスの利用前に確認しておきたいこと

オークション代行サービスを利用する前に、出品を依頼したい商品が取り引き可能かどうか確認をしましょう。取り扱い商品については業者ごとで異なりますが、取り引き不可といわれやすい商品をご紹介します。

偽ブランド品やコピー品

どの代行サービスでも禁止しています。利用停止だけでなく、警察沙汰になるかもしれません。ブランド品を出品依頼するときは、保証書やシリアルナンバーなど、正規品の証となるものを提示しましょう。

家電リサイクル法対象の家電製品

取り引きできない家電製品は次の通りです。

テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機

家電リサイクル法は一般家庭や事務所から出た上記の家の有用な部分材料をリサイクルして、資源の有効活用を推進した法です。また廃棄物の量を減らす目的もあります。住んでいる自治体の一般廃棄物処理業や委託など、許可を得た業者だけに依頼します。チラシやネットなどで広告をしている業者の多くは無許可です。不適正処理だけでなく高額請求のトラブルに巻き込まれるかもしれません。

重量25kgを超える大型商品

大型家具(ソファー、タンス、ベッド、テーブルなど)・大型健康器具(ルームランナー、マッサージチェアなど)・大型カー用(タイヤ、ホイール、バンパーなど)・大型スポーツ用品(スキー板、スノーボード、サーフボードなど)・ベビー用品(ベビーベッド、ベビージャングルジムなど)

業者によっては重量制限を設けています。大型商品を出品したい場合は、対応できる代行サービスを探しましょう。

その他

たばこ・酒類・医薬品・自動車・アダルト商品・作者不明の絵画・鑑定書のない宝石・刻印のない貴金属・日本語表記のない化粧品や美容機器・動物・転売禁止や本人利用に限るなどが表記された宿泊券、株主優待権・消費期限や賞味期限の近い商品・取り付け工事が必要な電化製品

すべての業者に当てはまりませんが、一般的に取り扱い不可といわれる商品を紹介しました。一部だけなので、自分が出品したい商品は取り扱ってもらえるかどうか事前に代行サービスへ確認をするとよいでしょう。

オークション代行サービスではジャンク品の取り扱いを行っています。しかし最低出品価格で出品が見込めないジャンク品は取り扱いを不可とする業者も多いです。出品を考えがちなテレビ、冷蔵庫、エアコンなどは、家電リサイクル法の対象となるため、オークションでの取り引きはできません。オークション代行サービスへ依頼する前に出品を希望する商品が取り扱いの対象となるか、前もって確認をしましょう。