オークション代行サービスで取り扱いできないものってある?
オークション代行サービスは、面倒な出品作業の手間を省き、高額で不用品を売却できるのが魅力的です。基本的にはどんなものであっても代行を依頼できますが、中には取り扱いができない商品も存在します。そこで、この記事ではオークション代行サービスで取り扱いできない出品物の種類や特徴についてご紹介していきます。
コピー品・偽物商品は代行出品できない
偽物のブランド品・コピー品・偽物・レプリカ品などはオークションの規約に違反しているため、オークション代行サービスでも取り扱うことができません。これらのものを出品してしまうと規約違反で警察沙汰となってしまうため、本物と確証できないものは避けるようにしましょう。
ブランド品などが手元にあるものの、売却を考えた際に「本物かどうかの証明がないから、オークション代行で出品してもよいか分からない」といったケースもあるかと思います。たとえば、知人などからプレゼントとしてもらったブランド品の場合、正規店で購入したかどうかの判断が難しいため少し危険です。
もし自分のブランド品がコピー品や偽物でないかかどうか不安というのであれば、査定などに出してプロの鑑定士に見てもらい、正規のブランド品である確証を得てから、オークション代行サービスに出品を依頼しましょう。
一部の食品・食材やお酒なども禁止!?
オークション代行サービスでは一部の食品や食材、酒類に関しても取り扱いが禁止されています。具体的にどのような商品の出品が禁止されているのか見ていきましょう。
賞味期限が短い食品
賞味期限が短い、あるいは近い食品は、オークション代行サービスでの取り扱いが不可となっています。また期限切れの食品についてもオークションのルールに反するため、出品が禁止されています。
開封済みのサプリメント・健康食品
健康維持などの理由でサプリメントを摂取するという方も少なくないでしょう。途中で飽きてしまってサプリメントの在庫がたくさん余ってしまった際には、オークションへの出品を検討する方もいるかと思われます。未開封のサプリメントであれば、オークション代行サービスに出品を依頼することが可能ですが、一度開封してしまい、中身が個包装されていないサプリメントや健康食品は取り扱うことができません。
その他の取り扱い不可の商品も要チェック!
上記でご紹介した商品以外にも、オークション代行サービスで取り扱いできない出品物は複数あります。1つ1つ確認していきましょう。
タバコ
「禁煙を始めたからいらなくなったタバコの出品を依頼したい」と思う方も多いかと思われますが、たばこについてもオークション代行サービスでは取り扱い不可となっています。国産・外国産問わず取り扱いできないほか、海外からの土産やニコチンを有している電子タバコ等についてもNGです。
医薬品
動物用医薬品・漢方薬・薬機法に基づく承認前後に関わらず、自ら製造した医薬品や、他人に依頼して製造した医薬品、または輸入したものも一律で取り扱いが不可となっています。また、販売に際して法令で義務付けられている許認可や資格条件を満たしていないものについても同様です。
動物・昆虫などの生き物
犬や猫などの哺乳類や鳥類、トカゲなどの爬虫類、昆虫といった生き物類はすべてオークション代行サービスでは取り扱うことができません。
宝くじ・勝馬投票券
宝くじや勝馬投票券、またはそれに類するものはオークションのガイドライン違反となるため、オークション代行サービスでも取り扱い不可となります。また、債券、有価証券、保険等の金融商品、商品先物取引、貸金業にあたる取引などについても、出品した場合、さまざまなトラブルに発展することが予想されるため、同様に取り扱いできません。
アダルト商品・グッズ
以下のようなアダルト商品やアダルトグッズはオークションの規約によって出品不可となっているため、同様にオークション代行サービスでも取り扱うことができません。
・アダルトコンテンツ(映像・雑誌類を含む)
・使用済みのブルマ、スクール水着、学生服、下着など
・露出の多いフィギュアなど(R18)
再販にふさわしくない商品
依頼するとオークション代行業者によって基準が多少異なる場合がありますが、基本的に破れている・虫食いや穴ができている、大きな汚れやシミがある、色あせ変色している、ブランドのロゴがすり減って確認できない、臭いが強くこびりついているなどといった、再販にふさわしくない商品については、取り扱い不可となっています。
この記事では、オークション代行サービスを依頼する際に、取り扱いできない出品物の種類とその理由についてご紹介しました。今回ご紹介した代表的なもの以外にも、数多くの取り扱い不可の出品物が存在します。詳細については各オークション代行サービスのホームページに記載されているため、依頼を検討する際には申し込み前に必ず取り扱い不可の出品物を確認するようにしましょう。