オークション初心者が出品しないほうがよいものとは？注意点をご紹介

オークションで出品するものは基本的には自由です。しかし、中には禁止されているものや規制品目があったり、場合によっては損することがあったりします。本記事では、オークション初心者がとくに出品しないほうがよいものについて解説しています。これからオークション出品を始めてみたいという方はぜひお読みください。

初心者が出品しないほうがよいもの

オークションを始めたばかりのときに、出品しようと考えがちなもので、とくに注意が必要なものは次の4つです。

著作物

ゲームソフトや映画のDVD、CDやPC用ソフトの無断複製品は出品禁止です。放送されたテレビ番組の録画データや、ダウンロードした番組なども著作物として出品できません。サイトから得た俳優やアイドルの写真も無許可で出品できません。手軽に出品できそうな気がしますが、著作権侵害になります。

健康食品

医薬品や医療機器は多くの製品が禁止されていますが、健康食品なら大丈夫だろうと思いがちです。確かに健康食品の出品はできますが、効能・効果などの誇大表示をするのは薬事法違反です。出品するときに、この表現に該当しないかの判断は初心者には難しいでしょう。また、海外製のサプリメントや健康食品にも注意が必要です。製造国では健康食品とみなされている成分でも、日本では医薬品成分に当たる場合があります。このような商品は医薬品に該当するため出品できません。

食品、酒類

食品は、食品衛生法と都道府県条例の規定に違反していないか確認が必要です。個人が作ったものの場合、法令上の必要条件をクリアしていないものは出品できません。アルコールは店舗で購入したものを転売することは可能ですが、本格的に販売店として取り扱う場合は、通信販売酒類小売業免許の取得が必要です。

下着や水着

基本的に使用済みの下着や水着の出品はできませんが、新品でも出品ルールを守る必要があります。人物が写っている画像の掲載は禁止されているうえ、下着の場合アダルト性が高いものとして規制がかかる場合もあります。出品する側が意図していなかったとしても、事務局によって判断されてしまう可能性があることを理解しておきましょう。

ブランド品も注意が必要

人気のあるブランド品は、すぐに売れます。しかし、ブランド品の出品には注意点がいくつかあります。ここでは、ブランド品を出品するときの注意点を3つ解説します。

正規品のみ出品可、偽物は出品禁止

正規品を出品することは当然のことです。偽物を売買すること自体が法律で禁止されています。パロディ商品、レプリカやコピー商品などが出品禁止です。

偽物出品で違反申告される

偽物とわかっていながら、誰もわからないだろうと考えて安易に出品することはやめましょう。ユーザーには、怪しいと思う商品について通報できる機能があります。多くのユーザーの目にとまると、偽物は発見されやすいです。見つかり次第違反申告され、事務局にも発見されます。

正規品と証明できるものを掲載する

正規品であることを証明するために、ギャランティカード、シリアルナンバー、保証書などを画像や商品説明文に掲載しましょう。正規品であればこれらの掲載がなくとも出品は可能ですが、のちのトラブル防止のために、出品時から正規品であると証明できるものを提示するようおすすめします。

いただき物のブランド品は鑑定後に出品する

注意が必要なのは、偽物と知らず出品してしまうことです。とくに、友人や家族から譲り受けたものや恋人からのプレゼントなどが、実は偽物だったというケースが珍しくないのです。もらったけれど自分の趣味に合わないなどの理由で出品したいものがある場合は、正規品かどうか鑑定後に出品することをおすすめします。

初心者がオークション出品で気をつけたいポイント

初心者が出品しないほうがいいものや、ブランド品以外にも気をつけたいポイントがいくつかあります。まずは、出品する商品の写真と商品説明は情報として充分なものにすることです。商品がよく見えない写真や、雑な商品説明が掲載されていると、購入するユーザーは不安です。安心して購入できる情報を載せましょう。

また、傷や汚れ、不具合があれば、隠さずに提示しましょう。未使用であっても、一度開封したものは開封済みであることを記載しておくとよいでしょう。こういった情報はマイナス要素として記載をためらいがちですが、後のトラブルの原因となるため、しっかり記載しましょう。

そのほか、送料無料だと売れやすくなります。全国一律の送料となる発送方法を選択し、送料を含めた価格設定にして送料無料の商品として出品するとよいでしょう。取引終了後は、落札者へ軽々しく悪い評価をつけないようにしましょう。のちに自分にも悪い評価をつけられる可能性が高くなります。

まとめ

オークションでは、法律で禁止されているものや偽物のブランド品は出品できません。正規品か判断できないブランド品の出品を考えている人は、どこに鑑定を頼めばいいか迷います。とくに、オークション初心者の場合、気をつけたいポイントもクリアして出品するのは、ハードルが高いと感じる方もいるでしょう。オークション代行サービスでは、ブランド品の鑑定から出品にかかる一連の作業を任せられます。オークションへの出品を始めたばかりで不安がある方は、代行サービスを利用してはいかがでしょうか。